日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

Today's Song“誘惑について”ピチカート・ファイヴ
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今日はいろいろ迷った挙げ句、オリジナル・ラヴのライヴへ。
こないだまでは、Tシャツ姿で髪を振り乱し、
ギターを掻き毟って咆哮していたタジマ氏ですが。
本日は......あっとびっくり。アダルトなモードで。
みなさん、白シャツにネクタイ。
おまけにタジマ氏のメイン楽器はピアノ。
おまけに春から始めたと言うサックス。
ギター持ったのはほんの数曲で。
全体にJazzyなアレンジを施して、
改めて、タジマ氏の生み出す曲の良さと、その歌声の素晴らしさに酔ったのでした。
しかし、サックス吹いてる時がイチバン楽しそうだったかも(笑)。
フリー・ジャズみたいな感じで、
かなり好き勝手やってましたね。
阿部薫でも目指してるのかしらん。
“接吻”とかね、懐かしい曲もやってくれたんだけど、
やっぱり一番のトピックは、
今日のタイトルにもしたピチカート・ファイヴ時代の名曲、
“誘惑について”をやってくれたことでしょう!
アンコール1曲目でした
。もう、いきなり息呑んだね! 感涙モノでした。
ああー、ピチカートの『ベリッシマ!』聴きたい。聴きたいよぅ(涙)。
(極貧時代、売ってもうた。初回ジャケだったのぃーーーーーー。)



先日のカーネーションといい、今日のタジマ氏といい。
ベテランはきっちり素晴らしいモノをみせてくれるなぁ、としみじみ思いましたね。
それも、常に一所に留まるでもなく、きっちり新たな面を開拓しつつ。
それって、すっごいエネルギー使うし、大変なことだと思うわけです。
なにより、続けていく、ということが最も困難なことだとも思うし。
まあ、一方で若手バンドは、
危うさと日々成長していく姿が美しく楽しいものでもあるのだけどね。



どうでもいいですが、個人的山田詠美ブーム再来(笑)。
『姫君』読了後、かなり盛り上ってます。
以前から好きで、そこそこ読んでる人ではあったのだけど。
なんか、今までとは全然感じ方が違います。
うーむ、私もちょっと、歳をとったってことなのかしら(笑)。