日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。


……言葉を失う、ということはこういうことだ。




ノンキに、お酒を呑んで帰って来たところ。
筆舌に尽くし難い事態が、世の中で起きていた。
もちろん、わたしがどうこうできるわけではないのだけれど。



信じる気持ち。
それが、人を、走らせる。
“気持ち”さえあれば、いかなる犠牲もやむを得ない、と考える、
その愚かしさ。
時にそれは“純粋”と称されさえするけれども。
やはり...無闇に失われた、その命、その価値と重さ。
それを思うと、涙が出た。


いまだ、進行中というこの事件、
できるだけ、失われる命の少ないことを祈ります。
そして、亡くなってしまった方々の、ご冥福も。



理想と現実。
追い求める気持ち。行使する力。
その無限なる可能性に感じ入り、
その思考に囚われることの恐ろしさ。


……世界は、哀しすぎます。