日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。


風邪をひいてしまいました。
戦後最大級の台風が、あっ!という隙もないくらい、瞬く間に通り過ぎ。
台風一過な超晴天に「久しぶりのお日様だぁ」とはしゃいでみたところ。
呆気なく。
我ながら、情けないっていうか…子供かよ。
まあ、もともと季節の変わり目に弱く、
今回はおまけに職場の変わり目まで重なっていたので。
知らず知らずに、疲れを溜めていたのかもしれません。
とりあえず。
鼻、喉の炎症および、微熱。
という、典型的な風邪。
こんなのは久しぶりなので、ちょっと、どう対処するべきか、
何故かおろおろしてみたりして(笑)。
とりあえず、薬を飲んで、早寝をしてみたんですが。
朝起きたら素晴らしいお天気なので・・・
いきなり蒲団干したり、洗濯したりしてみる。
全然休まってないよ(苦笑)。
嗚呼、ワーカホリック。


吉野朔実の『ジュリエットの卵』を読んだ。
実は、この人の作品はちゃんとしっかり読んだことがなかった。
何故か。
でも、これを読んでみて、
ちょっと、何故避けてたかわかったような気がする。
というか、この作品に、10代の頃出会わなくて良かった気もする。
だって、本当に簡単に影響されるような単純な人間だもの(笑)。
こんな耽美で儚くて、でも強い作品に会ってたら、
きっとさらにひねくれてた気がする(苦笑)。
ひねくれて、というか…
カンチガイな格好つけしぃな女になっていただろう(笑)。
いやまあ、今も十分そうなんだけどね(笑)。


タヒチ80の新譜も、BECKの新譜も、買ってない。
こんな秋晴れの日には、彼等の音楽を聴きたいな、と思う。
明日は、また、天気が崩れるみたいだし。
乙女心と秋の空。
それを慰めてくれるのは、昂ぶらせてくれるのは、
きっと、彼等の音だ。