日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

通り雨のありがたさ。

不安定な気象で、2日連続で通り雨。

やっぱり一雨降ると、ちょっとだけ涼しくなって良いです。

湿度は上がるような気もするけど、

どうせこの時期は、湿気が多いんだから、だったらより涼しい方がいいなぁ。







私の出身地は、群馬ですが、ぎりぎり関東平野にひっかかっているようなところで、

いつも最高気温がバカ高い熊谷市の近く。

まさに“これぞ内陸性気候”といった気候でした。

おまけに冬は上州名物からっ風でさらに体感温度は低く、

夏は暑く、冬は寒い(山間部のように雪は降らないけど冷え込む)気候で。

でもって、夏はほんっとうに気温は上がるのだけど、

実はあの辺は、群馬の山の方から夕立ちの雲が利根川を下ってやってくるので、

(結構頻繁に。下手すれば連日ひどい夕立ちに遭遇することはままあった)

なんだかんだで、夜は過ごし易いことが多かったです。

まあ、東京に比べればヒートアイランド現象も緩いですしね……。

「ぴかっ」としてから「いち、に、さん」と数えたあとに「ゴロゴロ」と音がするなら、

まだまだ雷は遠くにあるので、傘をさして帰っても大丈夫。

光と音の速度の差。

「ぴかっ」「ごろごろ」がほぼ同時にきた時は、近くで「ドドーン」と凄まじい音がする。

雨上がりの空気の、なんだか爽やかな感じ。しっとりした土の匂い。

なぜ夕立ちが来るとちょっと涼しくなるのか自分なりに調べてみたりして、

思えば、自然の摂理って良く出来てるなー、と、幼心に思ったりしたことを

今はよく思い出したり。

東京も、もう少し、通り雨がくればいいのに。







今日は久しぶりに、クーラーを切っても大丈夫そうな夜です。