日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

自分世代で跳躍

ロックオデッセイ2004に行ってきました。

アリーナのCブロック、真ん中にも近くていい感じの席でした。

それにしても、いやはや、ほんっとに暑かった……。

ポール・ウェラーから観たのですが、

ウェラー先生、かなりご機嫌で、

「おおおっ!」というセットを披露してらっしゃいました。

でもって、稲葉氏も最初は観てたんですけど、

フロアの熱さに対する居心地の悪さと、

純粋に物理的な暑さにやられて、とりあえずアリーナから退散……

そしてそして!

お目当ては、何が何でもThe Who!だったわけですが。







……もう、マジで、行って良かったよぅ(感涙)。

14000円の元をあっさりとれてしまった気分。

いやはや、本当に最強です。The Who。





行く前は「なんだかんだで、もうおじいちゃんの歳だしねぇ」とか思ったり、

ステージに差し込む強い午後の光に

「暑くて倒れちゃうんじゃないの?」とか心配したり。



もう、全部杞憂だった。



だてにワールドツアー回ってるわけじゃないです。

ロジャー、若々しい! 声も全然出てるし。

だんだん開けていく胸元。

その胸板、稲葉氏にも負けてないです!(マジで)

ピート、むっちゃカッコイイ〜(涙)。

その指もと、思わず凝視してしまいます。

(でもさすがにリッケンバッカーじゃなかった(笑))

腕、回してます! ジャンプしてます!

そんなアクションにいちいち感涙もので雄叫びをあげてしまいました。

(ラストではお約束をかましてくださいましたしね(笑))



……はーーーーーーー。

堪能した。



メンバーもとてもご機嫌で、

ピートは「日本はグレイトフル・カントリーだ」とか言ってましたし、

もし今回の来日公演で日本をお気に召してもらえたようなら、

単独の来日を強く強く望みたいものです…………。





イベント全体の感触としては、

スタッフさんを大量動員して、トイレも綺麗だったし頑張っていたとは思いますが、

場内地図とか、全然見つけられずに、その辺が結構不便でした。

(配られた簡単なパンフに乗ってる地図は正直使えなかった……)

チケットセールスが微妙だったという前評判でしたが、

確かに、ほどほどの人の入りで、「めちゃ混み!」という感じではなく、

けっこう快適に過ごせました。

批難囂々だったブッキングも、アクト/アクトで動く人間が違う、ということで

分散化されていたし(そこまで計算された上でだったのかは不明ですけど)。

ただまあ、真っ昼間のアリーナ椅子席は地獄でのお仕置きみたいな熱さでしたけどね……。





そんなこんなで。

ああ、The Who。

この思い出でこの夏を乗り越えよう………。