日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

河の流れのように。

今日、仕事が終わったら、実家へ直行です。

なんと、1年ぶりの帰省。

年末は、こちらが北陸旅行をしていてタイミングを逃し、

ゴールデンウィークも、あっちもこちらも小旅行でまたもタイミングを逃し。

……だったもので。

親不孝だなぁ、とは思うのですが。





……正直、帰るのがしんどいのです。

確実に、足が重くなっているんです。

思えば以前、学生時代も、そういう感じになったことがありました。

それは、今は亡き、同居していた祖母が、

たまに帰るたびに、どんどんどんどん老け込んでいっている……

それを目にするのが、とても辛かったからです。

そして、今。

たまに会うたび、そのぶんだけガッツリ老けていっている両親の姿。




加えて。

両親からも、親戚の方々からも、なんかもう、無言のプレッシャーが……(苦笑)。




だけど、私は、田舎には戻れない。

戻りたくない。

あそこにいたら、息が詰まって、今度は私がダメになる。



全部、私の我侭。

それをすべて認めて、「心配するな」と言ってくれている人たち。

……だけど、着実に、時間は流れていっているのです。



思えば、私が家を出てもう12年。

モノゴコロついてからのことを考えれば、

こちらでひとりで生活している方が、長くなってきたくらいで。

ああ、やっぱり、私は、あちらにはもう住めないなぁ。

せめて、結婚でもして、安心させてあげられたらいいのだろうけど、

それも今のところ全く予定がないですし。




……結局、そうやって勝手に足を重くしているのも、

すべて私のエゴなのだ。

だから、たまに帰った時くらい、

久しぶりに「手のかかる娘」っぷりを発揮して、

ちょっとでも、親子らしい生活をしてこようかと思います。