日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

遭遇と経過。

アフターダーク

昼間、

「今日は村上春樹の新刊の発売日ですが、買って帰れるかわかりません〜」

といった内容の日記を書いたのですが。

サーバー不具合で、見事消滅!!!





……ま、書き直すほどの内容でもなく、無視。



そして、思いがけず仕事がさくさく進んだので、

帰りに書店へ寄り、購入。

そして、そのまま読了してしまいました。







なんというか。

今回は結構軽かったかな……

村上春樹=重い、という公式が勝手に出来上がってるのもどうかと思うし、

この『アフターダーク』が果たして軽いのかと言うと、

多分そうじゃないんだろう。

要するに、「私が思っていたよりも軽かった」というか……



今回は語り手が“神視点=著者と、読者である私たち?”というもので、

私がいつも春樹作品で陥り易い、

「登場人物や語り手に過剰に感情移入する読み方」ができなかったので。

とてもさくさくと描写が進んで入って来て。

多分、今回の第一印象の原因は、結局はそんなことなんだろうと思う。





んー。

要するに。

これから直面しようとしている人と。

今まさに直面してる人と。

ずっと直面し続けている人と。

既に過ぎてしまった人と。

程度の差はあれ。



なんか、そういう人たちの話のような気がしましたが。



あまりにさくさく行き過ぎて、あんまり深く考えながら読まなかったからなー。

またしばらくしたら、読み返してみようと思います。

色んな方の書評や感想も読みにいってみよう。





とにかく。

風がものすごいです。

窓開けて寝ても大丈夫かしらん……。