日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

偶然同調ぐるぐると

お昼ごはん、「これが食べたい!」と強く思うものがない時は、

目の前にあるファミレスに行く。

あそこには、洋も和も中華もなんでもあるから。

そんな日は月に1回くらいだし、

あの賑やかなのに、妙に倦怠感も漂っている空気もたまには新鮮で。

でもって、今日はそんな気分だったのでした。

そうしたら、前に隣のテーブルに座った男の子が、

今日もまた、私の隣に案内されてきた。

ああ、びっくり。

どうして覚えていたかというと、

顔が好みだったのと(苦笑)、どうやら司法系の受験生のようで

ブ厚いテキストとにらめっこしつつ、ノートに書付をしていた姿が

印象的だったから。

これは運命????(笑。多分、いや絶対に違う)

向こうは多分、気付いてないと思うけど。

こんなこともあるんだなー。

と、思ったのでした。







金井美恵子をまた再び読んでいる。

ちくしょー、好きだってばよ。

自意識過剰なことを書くと。

私が幼い頃とかある瞬間とかに「感じたこと」とか「思ってたこと」とか。

それを、この人の作品の登場人物たちがそのまま言っているんです。

「貴方は、私???」と言いたくなるくらい。

この符合感は何なのだろう???

不思議。

そんな感じで、すごく、シンクロして読むことができるので。

心地よいです。

変なリズム(?)の文体というか、

結構だらだらと続くセンテンスもそんなに苦にならない。

(ただ、たまに気が散りやすくなる。集中力が続かなくて)

なかなか興味深いです。

この人の作品は、全部読んでみたいなぁ。

(まだまだたくさん残ってる! 楽しみはまだまだ続く)



ピクニック、その他の短篇 (講談社文芸文庫)

ピクニック、その他の短篇 (講談社文芸文庫)