日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

静かな致命傷

やっと買って聴いたのであります。

徳永憲の『サイレンサー』。

っていうか、渋谷のHMVでは売ってなかった!!!

っていうか、“徳永憲”コーナーも消滅してた!(涙)

んー、前作の時はまだあったんだけどなぁ……哀しい。

でもって、タワーレコードへ行く気力もその日は無く、帰宅後アマゾンで購入。



内容は相変わらずの徳永憲ワールド全開で、

もう、ものっすごく満喫満足。

へなちょこなボーカル(褒めているのです)も全く変わっておらず。

そしてそして、相変わらずな歌詞の世界。

この、ちくちくした感じ。

一見、手触りふわふわで綺麗色のアンゴラセーター。

どこかにちっちゃな棘が絡まったのか、不意に刺さってくる

「なんか、どうにも気になる!」といった感じの気持ち悪さ(笑)。

(我ながら変な喩えだとは思うのだけども)

今回は、アコースティック・ギターのみのバックトラックで、

徳永氏らしい味わいがより深く出ていたように思います。

(暖かいアコギの音色&徳永氏のへなちょこボーカル&なんか凄い歌詞)



とりあえず、「日曜大工」という曲の



“娘や車は宝物にゃしないさ

外へ行きゃ汚れてくるから”



……というフレーズにノックアウト。

これぞ徳永憲!!!!

久しぶりに、彼の旧作も引っ張り出して聴こうと思います。

でもって、あまりにも長いことライブに行ってないので、

今度こそ行こう。絶対!!!







しかしジャケ写と内容のギャップが凄まじいです……(Amazonでは画像出ないかな?)

これも徳永憲マジックなのか!?

とりあえず、数年前よりはちょっとふっくらなさって少し安心。

(それでも充分細いけれども。以前の細さは尋常じゃなかった……)





サイレンサー

サイレンサー