日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

鎮火しつつあるかも

昨日のお食事のお誘いは、

なんていうことはない、ホワイト・デーということでした。

正直、すっかりさっぱり忘れてた(笑)。

そして、相方氏が「そういうこと匂わせずに誘う」ということが出来ることに

改めて驚きが(どんだけ気が回らないヤツだと思ってたのか……我ながら最低)。





数週間ぶりに見た彼の顔は、やっぱりちょっとお疲れが滲んでいたけれども。

そして、前日の夜に私が爆発してしまったため、

最初はちょっとギクシャクしてはいたのだけど。

ふたり共通のお気に入りのビストロで、美味しいものを頂けば、

あっさりと固い空気は融解。

たぶん、すごく彼が気を遣ってくれたおかげだと思います。





でもって。

ここのところ私がドツボに嵌っていた内省について、ぽつぽつと。

彼は、色々話を聞いてくれた末に、

なんというか、そうやって阿呆みたいにぐるぐると悩んでしまう性根も

「私」なのだ、と。

(もっと簡単な一言だったのだけど、多分、そういう意味合いにとっても良いのだと勝手に判断(笑))

その言葉で、なんだか急にすっきりしてしまって。



ちょっと前にここで書いているけれども、

私はこういう話をして、

「そんなに悩んでも仕方ないでしょ、莫迦だなぁ」と笑ってもらいたい、と思ってたのだけど。

でもやっぱりそれは、優しく逃げ道を作ってくれる、ということで。

相方氏は、

喩え答えが出なくても、そうやってぐだぐだ悩むことは莫迦なことじゃなくて、

私が自分自身と向き合って色々考えることは無駄ではなく、

そして、どうしてもそうしてしまうことは、私の良い点なのだ、と認めてくれて。







……なんかもう、ものすごく有難い言葉。

そんな風に、私を認めて見ていてくれる人が存在する、と解ったから、

私はこれからも、答えの出づらい内省を心おきなく追求しても良いのだなぁ。

自分が納得いくまで。

多分、結局答えが出なくても、彼は、その過程を認めてくれるだろう。

なんて心強いんだろう。



彼は。

本当に、ウンザリする程、ものすごーく鈍感だけれども(笑)、

それでも、きちんと向き合ってくれる誠実さを持っている人なのだ。

ひたすら意地を張って、カッコつけて逃げてるくせに

「解ってくれない〜」と駄々をこねてるだけの私とは全然違う。









私は、こんなんでいいのかなぁ。

もっと素直にならなきゃいけない。

私も、彼が悩んだり困った時には、

「同じくらい」なんて背伸びはしないけれども、

ほんの少しくらい、手助けをしたいなぁ。

そのためには、私自身が、もっともっと自分をちゃんと磨かねばならないのだ。

うん。

だいぶ、やる気が出てきた(笑)。







ここのところずっと悩んでいたことに関しては、やっぱり答えはまだ出てないけれど。

ちょっとだけ、目指すべき方向が見えたような気がする。

だから、そこに向かって、まずは一歩。

とにかく。

日々、私を生かしてくれているあらゆるものに、多謝。