日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

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存在の耐えられない軽さ [DVD]


『存在の耐えられない軽さ』
ちょっと前に原作を読了したので、映画も観賞。
学生時代に一度観たはずなんだけど、やっぱり全然忘れてた…。
よもやダニエル・デイ=ルイスジュリエット・ビノシュだったとは。


いやしかし。
これ、原作読んでない人がいきなり観て、解るのかな…。
あまり状況など説明されてないし、
その上、結構淡々と物語が進んでいくので。
でも、あれだけ濃いぃ原作があんな風に脚色されてたのは、なかなか興味深かったです。
切り捨てる部分と、膨らませる部分と。
“肉親”との関係の部分がばっさりと落とされてるので、
ちょっと、あのわんことの別れの部分がすこーし浅いような気もしましたが。
それにしても。
何より。
ダニエル・デイ=ルイスがトマーシュなんて、はまりすぎだ!(笑)
まさにキラー・スマイル。
そりゃーもう、あっさり服も脱ぎますよって。
ただ、原作でのもっと鬼畜っぽい感じはだいぶ和らいでいたように思います。
あとは、やはりプラハ侵攻の一連のシーン、凄かったです。
評判通りでした。
88年の作品なんですねー。凄いなぁ。
個人的には楽しめた1本でしたけど、
やっぱりこれは原作の方がテーマ的な部分とがっつり格闘できる感じで、
改めて読んで良かったなぁ。と。



そんなこんなで。
Amazon.co.jpアカデミー作品賞コンプリートセット欲しい!』です(笑)。

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【追記】
『「Amazon.co.jpアカデミー作品賞コンプリートセット欲しい!」調査』
見事、漏れとりました(笑)。
泣きませんよ。もちろん。
しかし、この集計をやろうと思いつくのが素晴らしい……。

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【追記の追記】
コメントにて、ちゃんと入っていることをご指摘いただきました。
単なる、私の見落としでございました…申し訳ありません。
コメントくださったmaikuhama様、ありがとうございました。