日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

 田舎道程


今日はお休みもらいました。
朝起きたら雨…またか。
私ってば、本当に雨女。


本当は、どこか美術展行こうとか、
ユーロスペースの「アイスランド映画祭」行こうとか思ってたんだけど、
結局はヴェンダースの『アメリカ、家族のいる風景』を選択。


これまで何も顧みず、気ままに生きてきた男。
突然の、出奔。
それは、何かに呼ばれたものだったのか?
必然? 偶然?
重い出会いと、軋轢と。
30年の隔たりは、そんな簡単に融解することはなく。
だけど、確実に、繋がっている。
繋がっていく。


かーなーり、淡々とした作品。
大きな波はやってこないけれど。
だけど、ちくちくと、感じる部分もあり。
なんていうか。
女って、母って、やっぱり大きいのかも。
…と、画面いっぱいに映し出された
広大なアメリカの自然を目に、漠然と思ったりしたのでした。



そして今観てるのは『耳をすませば』。
なんだかんだで、何度観てもいいなぁ(笑)。
雫ちゃんの倍くらい生きてますけど、
私は相変わらず、彼女と同じような悩みを抱えてますけども。
あーあ。
でも、好きな人にちゃんと「大好きだー!」と言う、
そんな若さは失ってないよ(笑)。
(それもまあ、ちょっと「なんだかなぁ」な感じかもだけど/苦笑)