日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

 堂々巡り


久しぶり(2週間ぶり?)にB君と呑む。
やっぱり、今一番、一緒に居て楽しいと思うのはこの人だ、と思う。
楽しすぎて、今回は終電逃すという失態…。
なんとなく入ったお店が、実は朝まで営業だったのですね。
いつもは「L.O.でーす」の声でちゃんとお開きにしてたのに。
そんなこんなで、彼のバイクで送ってもらったりしちゃったのだった。
すごく遠回りさせてしまって、申し訳なかったなー。
最初は全然考えてなかったのだけど、
帰路の道すがら、だんだん酔いが醒めて冴えていく中で、ふと
「これはやはりお茶くらい出すべきか…泊まっていけと言うべきか」と
そんな考えに思い当たり。
絶対、断られるだろうと思ってはいたのだけど
(私と彼は“そういう関係を結ばない”という了解の元、成り立ってると思うので)
一応、流れ上そういう台詞を言ってみたいというのもあり(笑、
誘ってみたけど案の定、笑顔で断られた。
「この次には、お邪魔しますよ(ニコニコ)」といった案配で。
やっぱり流石だっ(笑。 食えない男子…。
まあ、たとえ泊めたとしても、間違いは起きそうにないけれどもね。
そういう安心感があるから、私も気楽にそんな言葉を吐けたのだとも思う。
甘えてるのかな…お互い、ふざけ合い過ぎなのか。



たぶん、私が自分でスイッチを切り替えれば、
これは簡単に”恋”になる。
自分でも一番楽しいと思っている“片想い”、それがあっさり手に入る。
だけど、彼は逆に大事すぎて、そんなふうな対象にできないのだ。
ちょっと前、恋に悩むA氏に対して
「“終わり”を考えて好きになっていいものか悩む、なんて間違ってる」
なーんて、偉そうに言ったし、ここにもそう書いたけれど。
今、私はちょっとそんな心境。
自分が其処に立たないと、やっぱりわからないもんだなぁ。
楽しくて大好きな“恋”より大事。
私だけが“恋”にして、間違ってしまった末にやってくる別離が怖い。
うーん、なんともなんとも。
まあ、B君とは半年後、確実に“彼の留学”という別れはやってくるんだけどもね。
でも、その別れとその別れ、は、違うのだ。
確実に。



そんなこんなで、ゆらゆら。