日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

 温々渇望


今日は、一足早く代休日。
せっかくのお天気なので、お出かけして、そして
ミランダ・ジュライ『君とボクの虹色の世界』を観る。
公式サイト



ほんのちょっぴりエキセントリックな人たちの物語。
私は、とかく自分のことをエキセントリックな部類とは思わないし、
ごくごく一般的な人間だとは思うのだけど。
でも、確かにちょっとだけ“ズレてる”自覚は、まあ、ある。
と、思う。
そしてこの作品は、
私のその“ズレ”にどうしようもなくぴったりしっくりきて、
なんだかどうしようもなく、胸がキューッとなって。
もう、本当に、どうしようもないくらいに。
好きだ。
大好き。



ふと。
この映画の中に、好きな相手と
『セックス抜きで一緒にベッドに入って朝まで赤ん坊のように眠る』
その幸福感に関するシークエンスがあって。
今、私が渇望しているのはソレなのかもなぁ、と
漠然と思ったりして。
そのぬくもりに用がある
そのぬくもりって、何処にあるのだー!(笑。



とりあえず、大事に思える作品にまた出会えました。
なんだか、切なあったか気分。