日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

色彩点在



母がこのGWにウチに泊まりに来たいと言い出し。
(どうやら気分転換をしたいらしい...)
その迎えを兼ねて、1日だけ帰省。
実家の庭は花盛り。
牡丹がなんだかまさに“咲き誇って”いて
思わず気おされて写真を撮ってみた。
写真が下手なのはしょうがないです...



実家は相変わらず、ゆるゆると時間が流れてる。
父親がタバコを止めていて、けっこうな衝撃。
何十年もヘヴィースモーカーだったのに。
いやはや、びっくり。
あとで母がこっそり語ったことによると、
どうやら父はそれで願掛けをしてるらしい。
もうすぐ、ほぼ人生を捧げて経営してきた工場を閉めることが決まっていて。
残った従業員の人たちの、転職先や。
お仕事の引き上げや。
お世話になった方たちへのご挨拶や。
もろもろ。
あらゆることが「上手く行きますように...」と。
父は父なりに、思うところがあるようだ。
そうだよね。
毎日毎日、そればっかりだったものね。
私は、そんな背中を目にして
「かまってもらえない」と寂しく思うところも正直あったけれど
それ以上に、とてもとても誇らしく思っていたのです。



おつかれさまでした。



……と、その日がきたら、ちゃんと伝えて労われますように。