日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

 時代の片隅


タクシードライバー コレクターズ・エディション [DVD]


CSでやっていたので、スコセッシの『タクシードライバー』観ました。
ずーっとずーっと、
「観なきゃ観なきゃ」と思っていたのでラッキー。


なんというか。
やっぱり名作って言われるのはわかるなぁ。
とりあえず、とても好きな作品となりました。


「ここから抜け出してひとかどの人物になりたい」
なんて言っていたのに、
結局彼は、タクシードライバーのままでいるのだな。


色々メタファーは込められてるのだろうけれど、
その辺まで全部ちゃんと理解するには、
私には当時のアメリカに対する知識が足りない気がする。
映画って、ちゃんとその作品を深く理解するには
本当に色んな知識や感性が求められるから大変…
もちろん、全部を全部、ちゃんと理解するのは不可能だろうし、
きっとそこまで求められていないのだろうけど。
ただ、私には「最低限の基礎知識」も欠けてる場合があるので。
だからこそ、面白いと思うし心惹かれるのだろうなぁ。