日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

近似遺伝子


bonobos日比谷野外音楽堂
朝から降っていた雨は、あがるどころか、どんどんと強く。
夏の晴れた空が似合いそうなバンドなのに、ちょっと残念……
でもでも、ライヴはとてもとても! 素敵でしたよ。



Fsihmansが好きなだけに、
これまで音源を聴いても「やっぱり似てるなぁ」っていう感が
どうにも先に立ってしまって。
正直、あまりちゃんと彼らの音楽そのものを味わえてきてなかった気がするのだけど。
(でも、『あ、うん』は比較的“Fishmansくささ”みたいなのは強くなかった気がします。
プロデューサーの朝本氏効果かなぁ……)
マイミクさんに以前、
「ライヴは結構ちゃんと別モノで、彼らは彼らでいい感じだよ」と言われていたので
今回、ライヴを観ることにしたのです。


……雨だったけど(笑。


でも、ステージから生み出される音の素晴らしさが、
雨の鬱陶しさを忘れさせてくれるような、そんなライヴでした。
楽しく踊りましたよ。ふふふ。
うん、bonobosbonobosだな。
これまで色眼鏡かけて聴いててごめんよ。
遺伝子はとても似ているけれど、やっぱり確実に違うのだ。
今度は、晴れた空の下で聴きたいなぁ。
ひたちなかでは、観れるだろうか……。




【超余談】
……と、いうことで
B君と共通のライヴはbonobosだったわけです。
生憎の雨でみなさんレインコート着用だし、
野音はそれなりに広いので、
「こりゃー、B君見つけられないなぁ」なんて思ったのだ。
(っていうか、はなからあまり見つけたくなかった)
が。
ライヴ始まって、みんながダーッと立ち上がって。
視界の前方右端にひっかかる、見慣れた横顔……
おーい、フード被れよ!(苦笑。
そんなこんなで、不幸にも視界ギリギリのところに居やがりましたよ。
ツレの女子は、ちゃんとフード着用でそのお顔は拝めず。
その点は、だいぶホッとした(苦笑。
でも、ちっちゃくて可愛らしい感じの人だったなー。
一瞬、気持ちが乱れそうになったけれど。
bonobosの音楽と雨が、全部流し去ってくれました。
偉大だ!