日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

再燃と区切り



直枝さんの歌声を聴いていたら、
やっぱりどうにもスイートなロック歌がもっと欲しくなって。
と、いうか、自分内90年代リバイバル?(謎)
……そんなこんなで、加藤ひさしさまでございます!
どこまでもロマンチック!なロケンロー!といったら、そりゃもう!
コレクターズの右に出る者はいらっしゃらないと思うわけでして。
丁度、アルバム出たばかりだったこともありますしね。
このアルバムはコレクターズの20周年記念盤ということで、
他アーティストが書いた曲を演りましょう!という企画なわけですが。
一聴する限りでは、
どの曲もどうにも“コレクターズ!”な印象を受けるんですけど、
よくよくちゃんと聴くと、
それぞれ各々のキャラがちゃんとある曲ばかりなんですよね……
だから、やっぱりコレクターズが演奏して加藤さんが歌えば、
どうやったって“紛うことなきコレクターズ・ナンバー”になるってことなんだなぁ、と。
しかし、これ聴いたら“世界を止めて”欲が!
でももう、手元に音源がないよー。うわーん。
またCD屋さんに走るしかないか……。




僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫)

僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫)


白石一文は、これまで『一瞬の光』だけしか読んだことなかったんですが。
そして、
その限りでは、私の個人的な好みとはちょっと外れてるなぁという印象で。
で、この作品ですが、
B君のある意味、“座右の書”ってことで、
餞別なのか、彼が自分の持ってたものを譲ってくれたんですよね。
……と、いうことで、読み始めました。
始めたのは、いいのだけど。
なんかもう、イチイチ、引っかかるのだな。ほんとに。
主人公の考え方に同調するところもあるし、
一方で“愚か”と形容されるに等しい描写をされてる彼の恋人にも、
とても同調するところもある。
(というか、やはり私はオンナであるので、
その“愚かさ”は自分自身に嫌になるほど身に着いてるといちいち思わされる)
変な話、B君はこの本を自分の身に体現したいのかも。
とりあえず、まだ導入部分しか読んでないけれど、
それだけで、私とB君の“相容れなさ”がくっきりと浮き彫りに。
別に、相容れたいわけでもなかったけれどね。
最初からわかってたことだけど。
でも正直、彼自身を本の上になぞっているかのようで。
B君が自嘲気味に言う、その空虚さと薄っぺらさ、
それを確認させられてるよう。
まあ、キミはどこまでもいつまでも逃げ続ければいいよ。
うん。



そうそう。
前彼の件があってから、
私は「特別な相手はマイミクにしない」と決めたのですが。
“みんな等しく、おんなじ”
なので、B君をマイミクに入れたのは、
自分としては、ちょっとした区切りのつもりで。
「おいおい、判断基準がmixiかよ(笑)」と思われる方もいると思うし、
自分でもそう思うけど(笑。
でも現状の私の生活において、あそこが最も中庸な社交場というか(笑。
……この行為もまた、印象の刷りこみですけどね(苦笑。
でもまあ、うん、これで一区切り。
と、いうことで。
もう振り回されてなるものかー!
ちょっぴり、ブルーになってることは否めないけど。←莫迦だ。