日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

過ぎ去ったもの


今日は、とあるイベントを観に行ったのです。
それは、たびたびここにも登場している、4年間付き合ってた相手が関係してるもので。
思えば、別れてから顔を合わせるのは初めて。
そんな場所に行くということを話したら、友だちにはびっくりされたけれど。
でも、そんなに驚くこと?とも思ったりして。
だって、彼と別れたことは事実だけれど、
でも彼がやっている仕事は私にとっては興味深いものだし、そんなことだけで自分にとって有益なものから遠ざからなくちゃならないなんてナンセンスだ。
そう思って。
実際、彼のことはもう吹っ切れているし、関係ないし。会ったら挨拶くらいは平気でできるだろう、とも。


が、しかし。
実際、彼を会場で見かけたけれど、やっぱり会話することは出来なかったなぁ...
私も、どうしても近づいて言葉を交わしたいと思えなかったし、多分相手もそう感じたのだろう。
数メートルの距離。目を合わせて、お互い笑顔で会釈し合うので精一杯だった。
やっぱり、そんなもんなんだなぁ。
1年半前。あの時、あの瞬間に"私たち”の時間は凍結してしまった...のかもしれない。
でも、積み重ねた4年間は今も変わらず私の中に大切に残っているし、あの時間があったからこそ、今の私があるとも思っているし。
実際、今日、久しぶりに姿を目にして「やっぱり好ましい空気を持っている人だなぁ」とも思ったし。
兎にも角にも。
あの人が、変わらず元気に、楽しそうに仕事してることは嬉しいこと。
彼も、そんな風に私のことを思ってくれたのならいいのだけれど。