日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

目標と夢


すっかり毎月恒例、今月のおおふり。
ただ読んで終わらせればいいのに、
どっかに吐き出したくなるこの激情!(大袈裟...)
相変わらず、自己満足な呟きです。
ネタバレ満載、未読の方、スルー推奨。


とりあえず、ひとつの敗戦を経た西浦部員たちの対話。


田島は、夢=目標なんだな。
それを抱くからには、実現する!という。
潔いし、その感覚は、そのまま自己能力磨きにも繋がって居そう。
そんな田島と、それ以外の部員たちの感覚の違い。
だって部活だもの。
ましてや、新設1年目だもの。
いろんな考え方やタイプの部員が揃って当たり前。
そこで、無邪気に夢を目標に挿げられるのか。
ハテサテ。
どこまでも“対・田島”という観点から抜け出せない花井も可愛いところですが。
個人的には、三橋の何にも考えてなく純粋な“希望”が
良い感じだなぁと感じられたのだけれど。


そしてそして。
三橋と阿部。
あれは...対話とも言えない程度のものだったかもしれないけれど。
だけど確実に、お互いの見る方向が同じに定まった。
そしてそしてそして。
三橋の笑顔ーーーーー!
瑠璃ちゃんが、かつて頻繁に目にしていたソレ、が。
遂に!
西浦で!
...いいなぁ、微笑ましいなぁ。
三橋が、その笑顔で部員の前で目標を掲げたらいいのに。


にしても。
なにげに水谷、脱落フラグ...?
先生と水谷の感覚の差が、結構、じわじわ来ます。
先生は陸上っていう個人競技をやっていた子だから、
“1番を目指す”というのは自然な感覚なのかな...
そんな中、チームプレイの中での“自分のプレイ”を思い起こして、
それを口に出せない...という切なさ。青春だ。
ラスト1ページの“それぞれの1コマ”がいろいろ感じさせますね。


なんでこうも次号が待ち遠しいのか。
おまけに来月は10巻も!
すでに首が長くなってるよ...もう...。