日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

虹を見たかい?

Radioheadさいたまスーパーアリーナ公演に行ってきました。
なんていうか、やっぱり完成度が高いというか、音源の世界感をきちんとライヴという場でも展開出来て、また+アルファも感じさせてくれる...というところが、このバンドの魅力的なところだなぁとしみじみ。
とりあえず、ネット上で拾ったセットリスト。
01. 15 Step
02. There There
03. The National Anthem
04. Lucky
05. All I Need
06. Nude
07. Where I End and You Begin
08. The Gloaming
09. Weird Fishes/Arpeggi
10. Videotape
11. Talk Show Host
12. Faust Arp
13. Jigsaw Falling into Place
14. Idioteque
15. Climbing Up the Walls
16. Exit Music (For A Film)
17. Bodysnatchers

<En>
18. House of Cards
19. Bangers and Mash
20. Paranoid Android
21. Dollars and Cents
22. Street Spirit

<En>
23. Cymbal Rush
24. Reckoner
25. Everything in its Right Place


個人的には、最新作『イン・レインボウズ』は前作よりも好きな作品だったので、生で聴けて幸せでした。『OKコンピュータ』の曲もそこそこ演りましたしね。...ところが、『KID A』はここのところ全然聴き返してなかったので、我ながらそこはぬかったなぁと。何にせよ、相変わらず良きバンドでした...
今回はFを誘って行ったわけなんですけど。例によってアメリカのルーツミュージック系にどっぷりなヤツとしては*1レディオヘッドはたいして聴いたことも無いバンドだったわけで、それでもここ数ヶ月は新譜も旧譜も買って聴いてくれてて、ちょっと嬉しかったです。(が、時々、会話の端々に“カチン”とくるトーンも混ざってたけど!)でもって、感想としては“良かったよ”と。とりあえず「ほんと、“イギリスのバンド!”って感じが凄くした」とのことですが。加えて、私たちが観てたスタンド席の見切れの問題もあるんだけど、やはり“トムとジョニーのバンド”だという印象を持ったみたい。...まあ、ぶっちゃけ、長年ファンである私も、そんな印象を抱いてることは否めないわけなんですが。だけどだけど、やっぱり“レディオヘッドというバンド”だからこそ奏で得る、繊細かつダイナミックなサウンドだとも思う訳で。...何にせよ、ほんと、楽しかったです。


関係ないけど、レディオヘッドには付き合ってくれたF、「じゃあ、オアシスでも一緒に行ってくれる?」と訊いたら、エラい渋い顔をされた。なんでだー! 同じ、90年代以降のイギリスのバンドなのになー。そこのラインは何なのだ? 今度、問いつめてみます...

*1:イギリスのバンドも60~70年代のバンドが好きみたい