日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

2期め

近代フィルムセンターの“無声時代ソビエト映画ポスター展”の第2期へ。2期は1929年の1~9月の作品のものが中心。
やはり色使いとか構図とか、カッコいいなぁ。まるでポップアート。まあ、“宣伝”というある意味、商業的な色合いの濃いものではあるわけなんだけれど。おまけに不勉強なので、この時代のソ連における映画産業がどの程度のものだったのか理解できてないし、そもそも社会主義国家なわけで、映画産業もきっと国営なのだろうなあと漠然とは思う訳なんだけれど。

ステンベルク兄弟の『カメラを持った男』(画像)は、結構、有名だとは思うのですが、同じ作品のウクライナ語表記でチェロフスキーという方がデザインしたVer.も凄く素敵でした。ネットでは画像、見つけられなかったけれど。

そうそう、今回は図録をしっかり購入。今回展示された作品を、カラーで一挙に見れるのですごく嬉しい。前回記事で触れたステンベルク兄弟の作品集や、もう1冊持っている洋書の“ソ連映画ポスター集”は、なんだかんだでカラーが少なくて哀しかったので...。パラパラめくってはニヤニヤしております。我ながらどうかと思う。
何はともあれ、3期も楽しみだなー。