日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

雑感等等


缶コーヒー“Roots”のCMで
id:akimi:20041121で書いたStrange Fruitが起用されてた。
素敵。
また機会があったら、彼らの公演、観たいなぁ。
この写真は、正直何がなんだかわかんないものですけども(笑。
【追記】
Strange Fruit公式HP
Roots CMはこちら




ここ最近の、聴いた読んだ、などなど。


peridots聴いた。
私の狭い趣味の範囲から喩えると、
マサムネと徳永憲氏を足して2で割ったような歌声。
とても心地好い雰囲気。
友だちのipod借りて聴いただけなので
歌詞を読めてないだけれど。
どうやら、歌詞もちょっと評判良さそうなので
フルのアルバムが出たら、今度は買おう。


PERIDOTS

PERIDOTS




大江健三郎の『万延元年のフットボール』を読み始める。


万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)

万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)


以前ちらっと書いた、23歳メル友君が薦めてくれてたので。
大江健三郎に関しては、学生時代に「政治少年死す」と『死者の奢り・飼育』だけ読んで
なんとなく勝手に苦手意識を持っていたのだけれども。
(なんていうか、文体が馴染めないというか。描写がちょっと生々しすぎる気がしてたのです)
なので、数年ぶりで大江文学。
……なんだなんだ、すごい面白い!
まだまだ導入部分だけだけれど、ぐんぐん引き込まれていく。
うわー!うわー! すげー!すげー!
……と、頭の中で叫びながら。
なんていうか、その場の情景が目に浮かぶより先に、
その場の空気の臭い(あえてこっちの字で)や、重さが「ドン」と来る。
(でもやっぱり描写はキツい/苦笑。それを私が享受できるようになったのか、何なのか)
やっと私をDS離れさせてくれるものが出現したかも!(笑
そんなこんなで、本を読むってやっぱりいいなー、と。



ちなみに、ちょっと前まで読んでいたのはこちら。


可笑しい愛 (集英社文庫)


男女の恋愛(性愛?)に関する短編集。
なんていうか、救いがないよ!
救いがない、というか、夢がない……というか。
オトコもオンナも、みんなそれぞれ勝手な思惑ばかりだな。
でもそれがリアルなんだろう。
面白かったです。
クンデラは『不滅』も読まねば……。