日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

蜘蛛男の憂鬱


なんだかとっても人気があるらしいシリーズの最新作、
スパイダーマン3』を観ましたよ。
なんだかとてつもないお金をかけた作品、せっかくだから劇場で観ましょう!と。
(以下、ネタバレあるかもなのでお気をつけて)



1も2も、どっちもテレビで「ながら見」程度だったにもかかわらず、
基本的な設定はなんだかんだで頭に入っているものなんですね。
ちゃんと面白かったし、ちゃんと楽しめました。
エンタテイメント映画として、当然ながらやっぱりちゃんとしてる。
金も力もつぎ込まれてる。スケールが違います。
でも時々、映像がすごすぎて、ワケ解んなくなったり(笑)。
(いや、一応理解はできるんだけれども、でもワケ解らんという印象というか)
何にせよ、結局、この物語は
“だって、原作はコミックだし! そして映画(フィクション)だし!”というひと言で
微妙な点を片付けて、主人公ピーターに巻き起こる出来事を感じつつ楽しめば良いのだ、と。
個人的には、ハリーが記憶喪失中にぽつりと呟いたひと言が、最後にちゃんとかかってきていて
「おおっ、ちゃんと伏線だったのかー」と思いつつ。
でも一方で、1、2をながら見といえども観てきたけれど、
ハリーってそーんなにピーターのこと好きだっけ?と思ったりもしつつ。
でもまあ、“コミックの映画ですから!”。
あとは黒ピーターの黒っぷりがバカバカしくも良かったです。
トビー、やっぱり巧いな。


どうでもいいですが、今回のテーマ・ソングになってる
スノウ・パトロールの「シグナル・ファイア」のPVが可愛くて好き。
曲は結構、微妙に地味だなーと思ったりしたんですけどね(笑)。
これまでのスパイダーマンのストーリーを上演してる(らしい)子ども劇、
最初にピーターを噛むクモ役の男の子(要するに超脇役)が、
どうやらMJ役の女の子(キルステンより可愛い...)を好きらしい...という設定。
子ども劇がチープながらも上手いことできてるし、オチもなかなか素敵。
ちょっとほのぼの。