日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

もんどりうって背筋がツったみたいな

君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命

君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命



そんなこんなでいまだサンボマスターは聴けてないのだけど、

銀杏BOYZのこのアルバムは聴きました。

(『DOOR』はまだ未聴)

でもって、ゴイステよりも全然、ぐっときたりした現実。

丸裸。

そこまで見せなくたっていいじゃん、というくらい。

もう少し飾ろうよ、くらいの(笑)。

でもきっと峯田君は、そういう音楽をやろうと決めてこのバンドを始めたということなんだろうな。

しかしこれは、正直やはり「田舎育ち」っていうバックグラウンドがあるかないかでは

その受け止め方の「リアルさ」(? 切実さ? 思い入れやすさ?……上手く言えないけれど)が

違ってくるような気がする。

私は性別こそ女ですし、男子の「若さ故の抑えきれないリビドー」的な部分は流石にきちんと理解はできないだろうけど、

でもやっぱり、そのリアルさみたいなものはわかるような気がしたり。

私の場合は、異性への衝動というよりは、「都会」への渇望みたいなものだったけど。

当時はネットなんてなく、もちろん2ちゃんもないし、

群馬の片田舎で、1時間に数本しかない電車に乗って女子高に通って、

男の子となんて当然全然接点なんてなく、

フリッパーズ・ギターやら高野寛やらから学んだちょっとマニアックな音楽を捜し求め、

“先端カルチャー”なんてものに憧れつつ、近所の書店に月に1冊程度入るオシャレ雑誌を読み、

一方で文芸部(苦笑)なんかで細々と駄文を書き連ね、

かつ、二次元オタの道に片足を突っ込んでいたりしたりした、

あの頃の自分が何気にフラッシュバック!(笑)



……くそー、やるなぁ、銀杏BOYZ(笑)。

でも、正直、ゴイステのセルフカバーはいらなかったような気が。

あの頃の言葉を今の自分でやりたい、っていう気持ちもわかるけれども、

その辺カットして、1枚にまとめれば良かったのになぁ。

ということで、今度は『DOOR』聴きたいと思います。

その前にサンボマスターも聴きたいけども。