日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

新生活?

転居します。決定しました。そんなこんなで、新しい生活が始まるみたいなんです。Fとの。
ちょっと前のここの日記を読み返すと、まだ復縁もしてなかったり、やれ “これと決まった関係じゃないほうがうまくいく” だの気取ったこと書いておりますが(苦笑。なんとまあ、どうやらそのうち籍を入れたりするような方向らしいですよ! 完全なる ”これと決まった関係” に向けての同居ですよーと。我ながらびっくりだ。
とりあえず「引っ越し好き」体質なため、久しぶりの“引っ越し”作業に無駄にテンション上がり気味でつんのめって物件みてまわったりしたわけですが、いざ、物件をほぼ決めたところで。また私のダメな感じが頭をもたげてきていたり。なにせ、東京に出てきてもう10年以上。ひとりで気ままに暮らしてきたので、”誰かとの暮らし” が、まったくもって想像つかない。大丈夫かなぁ...不安だなぁ...。
おまけに、つきあってる相手を親に紹介する...という儀式を、この歳で! はじめて! いたしましたよ! 自分がこれまでどんだけ “紹介するに値しない男” とつきあってきたのか痛感しますね!(笑 でもって! 今度! はじめて! つきあってる相手の親に紹介されるという儀式も執り行われるらしいですよ! はー、もう、しんどい...こんな歳なのにまだ初体験が残ってるなんて...。情けなさすぎる........。おまけに私はFより4つも年上なので! 絶対、相手方の親御さん的には「こんな年増につかまりやがって!」とか思ってるんだろうなぁ...あああー。痛い。胃が痛い。
加えて。まあ、相変わらずTwitterを活用してはいるんですけど、Fと相互フォロー状態なのは微妙だなぁ。今ひとつ、吐き出ししきれません。だからといって別アカ持つほどでもないしなぁ。うーん。まあ、そんなこんなで、しばらくは引っ越し作業でどたばたする一方、つぶやきは微妙な温度のような気がします。やはりここを吐き出しの場にするしか...。

給料日前なのに

無駄遣い...マイケル・セラのために洋雑誌購入。

Rolling Stone [US] August 19,2010 (単号)

Rolling Stone [US] August 19,2010 (単号)

  • 発売日: 2010/08/17
  • メディア: 雑誌

相方に「ちょっと前のローリングストーンにインタビュー載ってたよ」と教えてもらったのだった。あまりにビビッドに反応したら「そこまで好きになれる対象があるっていいよね...」とあきれられたけど。最初は立ち読みのつもりだったのだけど、写真があまりにファニーなので買ってもうた。
「いっつも同じような役ばっかりやってる」と言われちゃってるマイケル・セラ君ですが、ほんの少しだけ新境地(?)的新作『Scott Pilgrim Vs. The World』、興行的にはコケちゃったね...残念。面白そうだし、実際きっと面白いんだろうになー。

GQ [US] August 2010 (単号)

GQ [US] August 2010 (単号)

  • 発売日: 2010/07/27
  • メディア: 雑誌

もう1冊は、コメディ特集の『GQ』。ポール・ラッドザック・ガリフィアナキスガリフィナーキス?)、トレイシー・モーガン鼎談という豪華インタビュー! 英語できないから全然読めてないけど!

アマゾン画像はポール版ですが、この3人それぞれのverの表紙が出てるです。私が買ったのは、店に1冊だけ残ってたのはザック版だった。....や、全然よいんですけど!
でもって、コメディ特集ということでやはり『Scott Pilgrim〜』の企画フォト。ふ、フリーですね...という写真がたくさん(笑。初めて男子がモザイクを透視しようとする気持ちがわかったような。ないような。

おまけに想定外の拾い物だったのが、ジェイ・バルシェ*1ファッション・フォト! なにこれ超カワイイんですけど! 前々からちょっと思ってたけど、やっぱりストライクだわ...

*1:アメリカンコメディ作品ではお馴染み。最近では『魔法使いの弟子』主役とか『ヒックとドラゴン』のヒック役とか

続・リア充

またも、Fと同居する方向で話をしています。2年前はその過程で私が「誰かと1対1で暮らすこと」に腰引けて、ヤツのせいにして逃げたんだけれど。今度こそ...まとまっていくといいなぁ。とりあえず、暮らす街から環境などなど2人の条件をすり合わせるのが大変。完遂されるのはいつのことやら。それにしても、引っ越しってお金かかるよね...

インセプション」の先行上映観る。(あとで単独エントリあげる...かなぁ。どうかなぁ。以下ネタバレ有りかもです)
個人的には、とてもとても楽しめた! クリストファー・ノーラン凄い! 私の個人的な感想ですが、ハリウッドのエンタメ大作としての枠組み(あくまでも一般層まで取り込める、派手、且つ、テーマや題材が小難し"すぎない")の中で、どこまでSF的な要素を生かした構成&展開で物語をもっていけるか...という意欲的な部分が凄いなぁと。ギリギリのラインで極上のエンタメとして成立してる。だからこそ、細かい設定の部分でのツッコミどころもあるし、登場人物のキャラクター的な書き込みも結構薄いわけなんだけれど、そもそも”エンタメ大作”なんてそんなものだろうと。なんかもう「スゲー!」って言ってるうちに終わる...的な。"夢”の階層構造で、一見ちょっと複雑で小難しくとっつきづらく思えるのだけれど、全編を貫くのは、「果たしてミッションをクリアできるか?」という物語と、レオ演じるコブの抱える問題解決に関する物語という、2本の縦糸。実は結構、明快。ああ、面白かった! で終われる物語(そして、ラストにちょっと思わせぶりな余韻も残すサービス付き)。ほんと、ただただ楽しかったです。

でもって、Fは、この映画にまったくもってノレなかった模様。そんなこんなで観終わった後、ごはん食べながらちょっと紛糾。っていうか、私は全然「ノレなかった人」の意見に異論はないのに、Fが私に突っかかるのだもの。なんで男の人は、"自分と違う”のを、すんなり受け入れてくれないんだろう? "よかったと思えた理由を論理的に説明しろ”とか言われても出来るかよ!(苦笑。だって、いくらこちらが言葉を尽くして説明したって、ハナから自分と違う意見なんて受け入れるつもりなんてないくせに! ......正直、Fはそういう部分はない人だと思ってたので、ちょっとガッカリしたりしました...。 隣の席のカップルは「たかが映画でなんでこの人たちはこんなに熱くなってるのだ...」と思ったことだろうなぁ。

リア充です

そんなこんなで久しぶりです。というか、結局twitterでもろもろ吐き出しているので、ここにまとめて吐く必要性が薄くなってきたといいますか。まあ、そんなこんなで相変わらずです。
Fとは、なんだかんだでうまくいってる気がします。とにかく私は、彼を大切にしなくちゃと思ってるのです。今回は! ......なんていうか、私は長いことダメな男たちに振り回されたりぞんざいに扱われてきたので、恋愛ってそういう乱暴なものだと勝手に思っちゃってたんですけど、違った!(気づくのが遅すぎる!) こんな年齢になってやっとまっとうな関係性を築く努力をしておりますよ...がんばろ。
仕事はいろいろ過渡期にあって、長いことやってた仕事が終わりそうだったり一方で新しい仕事を任されたり、慌ただしい。人並みに使える人間になりたいので、おいてかれないようがむしゃらにしがみついております。

まあ、そんなこんなでリア充です。この表現ももう死んだかなー(苦笑。

のみこまねば


とりあえず帰省したりして母親に振り回されたりした連休でした。明日からまた仕事とか...ちょっと休みが続くと当たり前なはずの労働に対して異常にがっくりくるのがなぁ。休みなんてほどほどでいいよ。ほんとに。
そして、なんかもうどうしようもなくFがウザい。何、そのマメな連絡。あなた、数年前の初めての付き合い始め、一番初々しく楽しい時期にそんなことまったくしなかったじゃないですか。付き合って早々3ヶ月ほど放置された私はあなたに対してそういう願望を捨て去り、逆にそんな感じの方が気が楽だなーなんて思ったりしたわけなのに。人に一度、ラクを覚えさせておいてなんで数年越しでそんなマメマメしさを発揮してるのか...要らないから! そんなの!


...と、ココロから言いたいけれど言えるわけないのだ。そんなこんで、とりあえずそんな想いを飲み込んでなんてことない対応をする。そろそろヤツにもバレるんじゃなかろうか。

GWってなんだっけ

こういう大型連休っていうのはもともと消費促進のためにあるんでしたっけ? 世間知らずというか常識知らずですみません...ほんと、毎年毎年「関係ないなぁ」としみじみしちゃう。休みが多いと少しだけ嬉しいけど、結局持て余すし。仕事はGW前に圧縮されて忙しくなるし、リズムは狂うし。いいことないよなぁ。なんていうか、ふつうに土日+祝で3日間...くらいが限界です。どんだけ...

映画はちょこちょこ観てるんですが、なかなか感想書けないです。そんなもんです。加えて、このGW用に仕事関連で観ておくべきDVDをピックアップしたら膨大になって萎えました。どうやったって消化はムリだ。だからといって優先順位つけて片付けて行くほどでもない。「仕事のため」っていうだけでテンションさがるし。なんともなんとも。実家に帰省するタイミングとかで『1Q84』の3巻を読もうかなーなんて思ったりしてたのだけれど、twitterで目にした限り、どうやら3巻でも終わってないっぽくて「ええーっ!?」て感じ。また1年とか待たされんですか...っていうかあんな厚いの3冊でも終わらないってどんだけ広がってるのですか。困ったな。個人的には1巻は今ひとつ乗り切れなかったのを無理くり読んで、2巻でやっと「おおっ」と来たところであんな終わり方で。「そりゃないよー」って感じだったので、またあんな思いをするならばもう少し様子を見ようかなぁなんて。ああ。相変わらず取り留めなく書いておりますが。

結局、Fと復縁することに。ありがたいことにFは私を好いてくれていて、だからこそ、愚かな私は同じことをまた繰り返してしまいそうでずっと曖昧にしてたのだけれど。結局「好かれてる」という事実を受け入れる嬉しさに勝てなかった。ダメダメだ。もちろん、私もFのことはとても特別だと思うし大切だと思っている訳なんだけれど、だからといってまた同じことをしない...と断言出来ない弱さよ。大事だからこそまた傷つけたりしたくなかったのに。でもそれでもいいっていうものだから。交際する...となると、いろんなことが義務化するのが苦しい。それは今回、事前にFには強く訴えかけたわけなのだけれど、やたら連絡がマメになってちょっとすでに息苦しい。どうしたものか。やっぱり私は誰かに大切に想ってもらう資格などないと我ながら想うなぁ。ううーん。

その瞬間に用がある

ハート・ロッカー』(監督:キャスリン・ビグロー)鑑賞。

イラク戦争の現場、ある爆弾処理班。
あと1ヶ月ほどで任務終了となる時期に新たに隊へやってきた爆弾処理のスペシャリスト、ジェームズ軍曹。
時に大胆に、乱暴過ぎるくらいなやり方で処理業務をこなす彼に対し、何事もなく任務を終えたい他の隊員たちは戸惑いながらも、その指示に従う...果たして隊は、無事に従軍期間を全うすることができるのか?


...何かの調査で、日本人には映画を現実逃避の手段として楽しむ...みたいな人が多い的結果が出たみたいですけども、私が映画を好きな一因は、自分自身が違う世界に行けるから。違う世界を体感できるから。そういう意味では、まさに“自分の知らない世界”...。でもたぶん、これは、“だれかの現実に近いもの”であるということ。
“戦争”が“日常”となり、生と死を分けるものなんて運しかないという毎日を過ごす中で、その緊張感の中でしか“生の充実感”を得られなくなった男。
そんな人間を生み出す、“戦場”の過酷さ、非情さ...
ただただ淡々と、次々生まれてくる任務をこなす隊員達。そこには、気分を高揚させるBGMが流れたりするような映画的演出は一切ない。当たり前だ、戦場なんだ。じりじりとした沈黙。起爆装置を解除する、その瞬間へ向かう無音の。そして、“その瞬間”に取り憑かれた男の、その一歩。その後ろ姿。
演出は過剰じゃないけれど、エピソードはやはりドラマチックだ。当たり前だ、映画だもの。その、バランス。もう少し、語っても良かったのかもしれないし、もっと削っても良かったのかもしれない...。けれど。あの背中。それだけで。

漫ろ零し

あいかわらず、仕事漬け。なんだかんだで仕事が大好きなのだから仕方ない。...や、仕事が大好きというよりは、とりあえず“私がいないと成り立たない”という状況にずぶずぶなだけだ。基本的に承認されたい欲で生きてるような人間なので。今メインでやってる仕事は、本当に現場は私しか内容を把握してなくて私以外の人間では回しようがないから、だからこそやりがいをもってやれている...としか思えない。たまに「ひとりっきりって孤独だよー」とかこぼしてみたりするけれど。なんだかんだで私は“歯車になってる自分”がいろいろ丁度良いと思っているのだ。つまんない人間だ。

でもって、バレンタインとか「何の日だっけ?」くらいの勢いで終了。あまりにあんまりにも、我ながら関心がなくて苦笑。チョコレート大好きなんだけどね...。とりあえずこの冬は無印良品の「ラムチョコレーズン」が個人的にど真ん中ストレートで、あれがあればもういいや!くらいの勢いで愛しておるので。今年はどんなのが流行ったのかもしらないやー。まあ、こんな年があってもよかろうよ。

J氏から音信が絶えて1ヶ月あまり。C、CDを返して欲しいんだな...どうしたもんなのかな...あんな良い人だし確実に借りパクとかできなさそうだから、きっと彼はあのCDを“つなぎ”と思ってるんだろうな。私から「CD返して欲しいので会いましょう」って言えばいいんだろうけど、どうにも釈然としないっていうか...ううーん。最初はあんなに押せ押せだった人が、こうまでなったということは、きっと他に素敵な人を見つけたか私の適当な返答に愛想つかしたかのどっちかなのだろうけど、だったらあっさりCD押し返せばいいものを......こういう宙ぶらりんな感じ、気持ち悪くないのかなぁ...とりあえず、来週あたりしれっとメールしてみようかなぁ...それで無視されたらCDは諦めよう(泣。

久々に元カレFから電話来る。そして土曜日に会うことに。ああ、こういう明瞭さだ! 「時間あるなら会おうよ」って言われたらこっちも「うん」って言えるのだ! へんなかけひきとか匂わせとか要らないよ、もう! やっぱり私はこのひとの、なんだかんだで明瞭なところを良いと思うなぁ。でもたぶん、今、私とFが会ってお互い楽しくいられるのは“彼氏彼女”っていう“特別”な関係じゃないからだ。そういうカタチにハマってしまうと、“こうでなければならない”という意識が強くなってよろしくない。お互いに柔軟性がなさすぎなのだ。だからこそ、こういう風に、あえて名前をつけない交流の方がうまくいく気がしてる...のだけれど。はてさて。

なんかもうダメダメだ

びっくりすることに、1月も下旬です。あけおめです。遅ればせ過ぎる!!! ...なんかもう、年末からの怒濤の業務に振り回されまくって、すっかりここのことを忘れておりました...いやはや。とりあえず、いろいろ面倒くさくなってることは否めない。

でもって、面倒くさくなってること筆頭はJ氏のことで、一応あけおめメールがきてたから返事は出したものの、我ながらすっごく適当な内容だなぁと思っていたら案の定それ以来応答がない。だってものすごーく遠回しに会合のお誘いがされていて、乗っかるのは簡単だけど、そんな遠回し程度じゃこっちの気持ちはノらないですよ。だからその部分を綺麗にスルーした返事をしたのです。ま、レスなくてもしょーがないかー。貸してるCDは返して欲しいんだけども...だけどこっちからわざわざ会うセッティングしたいとも思わないしなぁ。

加えて、1件、新規会合があったりしたんだけれど、これまたなんかもう全く気持ちが乗らなくて「やっぱり断るべきだった...」と思いながら待ち合わせ場所まで行き、絶対こっちに気づいてるくせに声かけてこない相手に業を煮やして私から声をかけ。それでもせっかくだからできるだけ楽しく過ごそうと思って、できるだけ楽しく感じようとしてたのだけれど、そんなに気持ちがあがる話題には全くならず、どうにも反応が平坦になってたらしく。後日「冷めた人だなと思いました。これっきりにしましょう」とメールが到着。ああ、人の時間を無駄にさせてしまった...と反省しきり。

さらにさらに。Fと久々に一緒にライヴに行く。こちらから別れを切り出し、復縁の申し出も断り...してきた相手に数ヶ月後あっさり「○○のライヴ、一緒に行かない?」と誘う私の最低オンナ加減。でも実際、Fと一緒に行ったら一番楽しく過ごせると思えるアーティストだったんだもの...。Fはとりあえず了承してくれて、これまた半年ぶりくらいに会って、やっぱり思っていた通りFと一緒に観たからそのライヴは楽しかった。そのあとも一緒にご飯食べて、最近の近況を交換して、春にまた別のライヴに一緒に行く約束をしたり。......付き合ってる当時から思っていたけれど、私はなんでFとの他愛無い会話であんなに笑えるんだろう。そういう意味ではやっぱり改めて特別なヒトだなぁとは思う。思うんだけれど、私はこと、“コイビト”とか“パートナー”とかになると相手に求めるもののハードルがえっらく高くなってしまうのだ。今みたいに、気楽に時々、コトバを交わす相手でいた方がきっとお互いにとって良いのじゃないかなぁ...と。まあ、Fがどう思っているのかは分からないけれど。そしてそこから目を逸らしてる時点で、やっぱり私は最低最悪なのだけれど。


私がこんな年齢なのに独身であることを、周囲の友人知人たちは“ダメ男好きだもんねー”と評してくれてるわけなんだけれど。そんなことはなく。なんてことはない、私が単に“ダメ女”だからなのだ。私が“ダメ男”好きなんじゃなくて、私がダメだから、煮え切らない相手としか続いてこなかったというだけで。そしてせっかく相手が決意してくれても、今度は私の腰が引けてしまう...と。
果たして今年、私は成長できるのかなぁ。とりあえず、もうちょっとダメじゃなくならないとなーと思う2010年1月。

白と黒と

市川春子の単行本。アフタヌーンで読み切りを読んで以来、ずっと気になっていた作家さん。高野文子直系というか、私が通って来たものと近い匂いがする。ただ、高野文子とは描きたい方向性はちょっと違うっぽい。もっとダークだし直接的だし。とりあえずこの単行本には“人と、そうじゃないもの”の交流が描かれています。

ここにも、後日amazon貼ります。