ドンドンドン!ベタベッタ
最近、ツタヤの「DISCAS」というDVD配送レンタルサービスを使い始めました。
「観たいかな」と思っているタイトルを20枚ほど登録しておき、
空きが出ると2枚ずつ送ってくれるのです。
(新作とかはまた特別料金かかるのだけどね……)
私が申し込んでるのは月4枚まで送ってくれるコース。
返却期限がないので、本当に時間がある時に観れるので楽チンです。
(返却は、送られてきた封筒に入れなおしてポストへ)
とにかく『たくさん候補を登録しておいて』とシステムから言われるので
「ちょっと面白そう」と思いつつも、なかなかレンタルまで踏み切れない
アメリカンB級コメディとかもリスト入りにしてたりします。
でもって、最近送られてきて観た2本。
どっちも、日本では劇場公開の無かった、俗に言う「ビデオ・ストレート作品」です。
いやー、どちらもとてもくだらなくもありつつ、結構楽しめました(笑)。
『ゾルタン★星人』は、
ダメ男ふたり組の、失くしてしまった前夜の記憶を巡ってのドタバタSF風味コメディ。
もう、まさにべたべたなアメリカンB級コメディですが、
「本気でこれが面白い」と思って作られてるわけでもなさそうで、
“こういうバカなヤツらっているよねー。こんなこと起きたらおかしいかも?”的な
計算がちゃんと垣間見れるので、すんなり面白く観れました。
「中身のないくだらなさ」を、計算ずくで自虐気味に見せてる、というか。
でもまあ、合わない人はとことん合わないだろうけど(笑)。
『ホット・チック』は、
皆がうらやむ学園のアイドル的完璧女子高生(だけどちょっと調子乗りすぎ気味?)が
ある日、冴えない中年のオッサンと身体と心が入れ替わってしまう……という
結構ありがちな設定。
主演&脚本のオッサン、ロブ・シュナイダーの“女子高生演技”が素晴らしい!(笑)
ティーン向けコメディですけど、さすがブエナ配給作品だけあって
女の子同士の友情や、家族愛的なホロリとさせる部分も盛り込みつつ、
“女の子ってスペシャルだよね!”というテーマもしっかりあって
ちゃんとできてる作品でした。
確かに、中にはほんっとに「全然笑えないよー」という
超絶ベタベタ・ギャグ映画もありますけど、
たまにはこういう掘出しモノもあるものです。
でもまあ、確かに劇場では観ないだろうけど(笑)。
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