忘却の彼方
...とまでは、いかないけれど。
A氏からものっすごい久しぶりにメール来た。
何ヶ月ぶり...かなぁ?
もはや、前のメールがどんなものだったかさえ思い出せないけれど。
例によって。
振られたんだってさ。
おまけに、「振られたー!」ってそんなひと言。
相変わらず、甘えた人だなぁ。
「それは残念だったね」って、こちらもひと言、返事をして。
そしたら、
私を振ってつきあった彼女とは別れて、そのあとの人だよと解説メール。
ああ、そうですか...
そんなこと今更書かれても。
どう反応しろと?
だからもう一度。
「それは察してた。そして、残念だったね」と。
そしたら、パタリと、メールは止んだ。
嗚呼。
そんな甘えたがりな貴方が好きだったけれど。
それはもう、どうしようもなく!
でも、大事な人ができたら
「友達だよ」って言ってた私をあっさり切り捨てたくせに!
寂しくなったら、また自己完結に連絡よこすのかよ。
っていうか、寧ろ前カノと別れた時に連絡よこせよ。
某サイトなんかに再登録する前に!
...まあ、やっぱり最初から、
私とA氏は上手くいきようがなかったのだ。
そんなことをポツリと思う、2年後の冬の日。