日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

合い言葉的に

東京に戻ってきて、郵便ポストを除くと年賀状。年々、減ってきております。こちらが出す数も減ってるもんね...やっぱり、前年出したのに宛先不明で返ってきた人とか、当然リストから削除されるわけだし。こうして、もともと狭い人間関係がさらに狭くなって行く...。とりあえず、中高時代の友達で続いてるのは2人だけになってしまいました。でも、完全に“年賀状だけ”の繋がり。毎年毎年、書く文面もしょーもなくなっていくわけです。だって、ネタがないんだもん。お互いに「元気ですか? こちらはぼちぼちです」とか「相変わらずです」みたいな。まさに合い言葉。だけどまあ、たったそれだけのコトバでも、交わせる相手がいるだけ良いのかもしれません。これがゼロになったら、相当ヤバいよなぁ...細い繋がりだけれど、大事にしたいなぁ。と。

でもって、帰省していた訳なんですが。昨年は妹が結婚してくれたのでほっとしたのですが、やはり私に対する「で、あなたは?」光線も健在。けれども、さすがに昨今の風潮を受けて「まあ、そのうち縁があったらね」「急ぐことはないよ」的な雰囲気もなきにしもあらず。でもさー。そろそろ本気で、結婚ってどうやってするのかわかんなくなってきた。“縁”とか“勢い”とか言うけども、私には一生、そういうものは巡ってこないんじゃないかしら...もうそれでいいような気がしてきたよ...

そういえば、かつての想い人、A氏が仕事を辞めて実家に帰るとの報告メールが。去年から体調を崩してしんどそうだったから、仕方ないかなぁとは思うけれど、大丈夫なのかな...。彼は一時期、完全引きこもりだったことがあった人なのだけど、今度はご実家でニートするのかしら...なんていうか、心配です。とりあえず、一日も早く、身体を治して欲しいなぁとは思うのだけれど。だけどきっと、彼はもう東京には戻ってこないだろうなぁ...彼の作るモノとか、そのセンスとか、素敵だったので少し寂しい。あの時、彼が私を選んでいたら何か違ったんだろうか? ...まあ、そもそも選ばれなかった人間が想像したってしょーがないことだけどもな!