日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。


相変わらず暑いですが、
湿度が抜けたので、ちょっと空気が秋めいてきましたね。
このまま、早く秋になって欲しいものです……。


本日は、古厩智之監督の最新作『ロボコン』観に行ってきました。
川崎市民になったことだし(?)
初めて、チネチッタ川崎へ。
いやー、なんか、最近のシネコンって、綺麗なのねぇ。
あんまりシネコンで映画を観ないので、
ちょっと挙動不審気味でした(笑)。
チネチッタはHPで座席予約ができて、最初知った時は
「なんて素晴らしいシステム!」と思ったのですが、
座席指定が微妙に指定できずに、ちょっとそこだけ不満……。
立ち見になりそうな人気作だったら有効なのかもしれませんが。
……ええ、『ロボコン』、なかなか空いてました。
(都内だったら、もっと混んでるかなー。だと思って、川崎にしてみたのだが)
おまけに、小学生とか子供ばっかりだったんですが、
配給会社が偏った宣伝でもしてるのでしょうか……。
古厩監督の作品は、『この窓は君のもの』からずっと大好きで、
この『ロボコン』も、“これぞ古厩印!”って部分がそこかしこに。
なにより、この人はほんっとに可愛い女の子の笑顔を
ほんっとに素敵に撮ることに長けてる。
今回のヒロインの子も、「どこで見つけてくるの?」って言いたくなるくらい
たいそう可愛く、私好みでした(笑。以前から何度も書いてますが、私はノーマルです)。
内容は、


徳島の高専に通う(ちょっと落ちこぼれ気味の)女の子が、
補修を受けるかわりに、“第2ロボット部”の『ロボコン』出場に参加するはめになる……
でもって、そこの部員が『ロボコン』に対してそれぞれ情熱はあるわりに
いろいろ問題アリな性格&すっかり諦めムード。
実際に『ロボコン』に触れて燃えた彼女は、勝利に燃えて他の部員をたきつけていく……
(ちなみに“第2”というからには、当然“第1ロボット部”もアリ。
加えて当然、“第1”はエリート(おまけにちょっと変わってる)、
“第2”は落ちこぼれ、という設定。ああ、王道。)


……という、ある意味、青春スポコン的物語。
もう、古厩監督お得意のベタな素材。
なんてことない物語だし、ノリも全くオシャレじゃないし、洗練されてないのだけど、
相変わらずの漫画的&映画的描写も満載で、やっぱり私は大好きです。
ほんと、この監督の“現実にはあり得ないけど、ぎりぎりありそうな“ベタ構図&描写””は
気になる人は気になるだろうけど、私には程よく“映画世界”を感じさせてくれてお気に入りです。
加えて、この人はすごく“地方の日常風景”もすごく素敵に切り取ってくれます。
それにしても。
もう、何度も何度も書きますが、ヒロインが可愛いのだよー。
とりあえず、彼女を観るためだけでも価値があると言えよう(笑)。
あと、個人的には最近、小栗旬くんがお気に入りなので、彼を観れたのもグー(死語)。
本当は仕事上で1本、この連休中に
重たいテーマの映画を観なくてはいけなかったのですが、
ロボコン』観た後はちょっとしんどいなー。
ちょっと待ってもらえないかなー。
しばらくは、あの“王道青春ストーリー”に浸っていたいのです。