日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

解釈と理解?


『アートと話す/アートを話す』@東京オペラシティギャラリーへ。
ダイムラー・クライスラーの現代アート・コレクション展。
タイトル通り“もっと現代アートをわかりやすく”ということで
参加者に、ちょっとした作品鑑賞のヒントとなる“ワークブック”を配り、
「ただ漠然と作品を観るのではなく、
ちょっとばかり、ある視点から考察してみませんか?」という試みをしていたりして。
なかなか、興味深かったです。
特に現代美術って、“なんでもあり!”感が行過ぎてるし、
作者の制作意図も幅広すぎるので。
「はてさて、どうやって観るべきか、どう解釈するべきか」と
時に呆然としてしまうこともあったり。
なので。
そうやってギャラリー側でちゃんと企画して、
鑑賞指針を作ってみるっていうのも、私は意味があると思うのだけど。
(もちろん、そんなものが邪魔だ!という意見もわかる。
でも、そういう人はワークブックを使わない、という選択肢もあるわけだから)
以前、横浜でのデュシャン展でも、美術館側がちょっとしたペーパーを配っていて、
その件に関して「あんなもん絶対必要ない!」という相方(当時/苦笑)と、
「現代美術は“わかんなーい”で済ます人が多いから、使いようなのでは?」と
思う私とで、喧々諤々。
その辺は、ほんと、受け取る側の考え方の違いだろうとは思うけどもね。



でもって、要するにデートだったわけなのですが。
しかし相変わらず、恋愛関係には発展しそうのない感じで(笑)。
何にせよ、男子と楽しくおしゃべりしたり、お酒飲んだりするのは楽し。
楽しすぎて、ちょっと呑み過ぎたけど…やれやれ。