銀座の夜
気付くと、私はベッドに横たえられていた。
目は何かに覆われていて、周囲の様子を見ることができない。
ふと、大きな手が私の両頬を包む。
そして、耳元で男が囁いた。
「……力、抜いて。」
メキメキメキッ!
……いい音を立てて、首の骨が鳴りました(笑)。
首の矯正をしてもらったのでした。
私の顔にはタオルがかかっていて、先生の手もタオル越しでございます。
普通の矯正の図でも、
書きようによってはちょっとは色っぽくなるものです(笑)。
一応整体に通っているのですが、
ここ数週間さぼっていたので、
「せっかく治ってきてたのに、戻ってきちゃってる!」と
お叱りの言葉を頂いてしまいました……精進します。
Nさんを通じて知り合ったお友達Hちゃんのお誕生日を祝い、
Nさんと3人で、銀座の某ビストロでディナー。
いや〜、美味しかったです。
でも、気付くと小さなお店の中、他のお客さんたちはみんなカップルでした。
実際確かに、銀座でディナーなんて、
「ちょっと特別なこと」とかないと無理だわ……
少なくとも私にとっては。
個人的には、美味しいものは気の置けない女友達同士で
他愛無い話をしながら食べるのがなおいっそう美味しい、と思うのですけどね。
とても楽しいお食事でした。
久しぶりのとても美味しいシャンパンも頂けたし。ふふふ。
さあて、良い気分で眠ります。
素敵な夢が見られるといいのですが。