逡巡

恵比寿ガーデンシネマで、
ケストナー原作の『飛ぶ教室』をやってるのですが。
観に行きたい！
とは思うものの、
あまりに、原作を好きすぎて。
原作が私にとって特別すぎて、
“現代風”にアレンジされた映画を享受できるかどうか不安……。
『点子ちゃんとアントン』の時もそんな感じでさんざん迷った挙げ句
映画館では見逃して、後々レンタルになってしまったし。
（『点子ちゃん〜』は、なかなか良かったです）
どうやら、『点子ちゃん〜』が大丈夫だったくらいなら
今回もOK出せるのでは？という意見もあるようですが、
もうね、ほんっっっっとに、原作が好きなのですよ。
毎回読む度に大泣きしてるもので……
ああ、どうしよう。
結局、なんだかんだで迷った挙げ句行かずじまいなような気も……
一方で、私の“岩波ケストナー全集”収集も、なかなか進んでないわ（苦笑）。
一冊1500円前後なのだから、今の私なら“大人買い”も可能なのに。
（当然、『飛ぶ教室』はかなり前に買って持っていますが）
でも、この映画、なかなか評判が良いようだし、タイミングも素晴らしいので、
この調子で日本でのケストナー人気がさらに盛り上がってくれたら嬉しいな。
（しかし正直、今の子供たちが読むには、ケストナー作品は説教臭すぎるか……そこが良いのだけど）
私も早く全集を揃えなきゃ。
次は『エーミールと探偵たち』あたりかしらん。