日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

涸れた。

2020年、まさにコロナウイルスに尽きる年。
こんなことになるなんて去年の今頃はまったく思っていなかったのだから
本当に一寸先は闇。
歴史学を学んだものとしては、
「確実に後年の史書に載る時代に生きてるんだなぁ...」とは思いますが。
(あんまりうれしくないけど)


個人的には、
あんなに大好きで大切だと思っていた「映画館で映画を観る」ことと
「音楽のライヴに行く」ことに対して、気持ちが折れてしまったのが大きな変化です。
ライヴはそもそもあまり開催されていないし(開催されてても席数少なくてチケット取れなかったり)、
映画館は空調がちゃんとされていることも分かっているのだけれど、
どうにも足が向かなくて...
というか、「2時間程度の別世界に浸る」ということを享受できないほど
自分が涸れてしまっている...という感じ。
情熱が涌かない。
改めて、自分が歳をとったんだなぁ...って痛感させられました。


まだもう少し、人類がコロナウイルスに打勝つには時間がかかりそうですが。
早く自分のなかの余裕を取り戻したいものです...