日々の泡立ち

泡立っては消えていく言葉の置き場。

痛い。


先週の金曜日、真夜中に抱えていた仕事が無事終了。
タクシー帰宅で、土日は半死亡。
やっと、復活できてきたかな?と思いきや。
帰宅途中の坂道(下り)で、思いっきりコケました……(涙)。
靴底つるつるのフラットシューズが、
ほんのり濡れたマンホール蓋の上を滑りました。
後ろに尻餅ならまだ良かったのに、
早い時間の帰宅にるんるん気分(死語)で、うわの空だったせいか
勢いつけて坂を下っていたため、思いっきり前につんのめり。
右手には重たいカバン。左手を出すも間に合わず。
まずは、両膝。
でもって、左の手のひら。
しかし勢いはそこで止められず、
結局、私のおでこがその衝撃を
最終的に吸収したのでありました………………。
ほんと、ン十年ぶりくらいに派手な転び方。
やれやれ、です。
そして、自分の反射神経の衰えを、身を持って知ったのでありました。
まさに、「痛感」。
うーん、座布団一枚。(持ってくるのか持っていかれるのか)
しかし、半泣きになりながらそれを相方にメールしたら、
20日ぶりに会いにきてくれたので、まあ、良し(苦笑)。
それにしてもお互いに忙しすぎです。ほんとに。
まあ、仕事なくて暇で暇で、っていうよりは、なんぼか健全かとも思いますが。
♪会えない時間が 愛育てるのさ〜
なんて、よろしく哀愁ごっこして、気を紛らわそうと思います。


そうそう、ティム・オブライエンの新刊が出ていたので読む。

世界のすべての七月

世界のすべての七月

なんだかもう、読み進めるうちに、どんどこブルーになっていきましたが。
「それぞれが心に抱えているもの」と「今現在、
そしてこれから」を、どう折り合いをつけていくのか。
私自身、そろそろ「抱えるもの」とちゃんと対峙しなくちゃならない年齢になってきてるので、
とても興味深く、そして、感じ入ることが多かったです。
(だからこそ、ブルーにもなったのですが…………)
そんな中、
「そういえば、高校の時、この人の『ニュークリア・エイジ』を読んだなぁ。
重たい話だ、とは思ったけど、あまり覚えてないなぁ」
と、思い出したので、『ニュークリア・エイジ』も文庫で買いました。
確実に歳をとった今、私はこの小説から何を感じるのか。
ちょっと、楽しみです。